技術の概要
本発明は、火力発電所の排気管に装着する濾過装置と取付機構を提供します。排気管の挿入と同時に機構が作動して濾過装置を係止し、取り外し時にはリセットして再利用を可能にします。
ユースケース
- 現場での排気管濾過装置の取付・着脱の迅速化
- 排気ガス中のゴミ・粒子の大気放出の抑制
- 従来機構より保守時間を短縮する適用性
- 新設・改造の両方へ適用可能な汎用取付機構
- 自動化・半自動化による安全性・作業性の向上
本発明は、火力発電所排気管用濾過装置と着脱を実現する取付機構の実用設計です。フィルターアセンブリには濾過管と濾過ノズル、装置用溝を設け、機能アセンブリには螺旋状溝(ねじ状の溝)・位置制限溝(内側の区切り溝)・スライド溝・適合溝を配置します。駆動アセンブリは濾過管内の駆動リングと当接溝・出力ロッド、挟持アセンブリはL字コンロッドと固定クランプ・係止溝から成ります。変換アセンブリは出力ブロック・回転リング・遮蔽バー・レバー、伝達アセンブリは制限ロッドと機能バネで連動します。排気管挿入時、変換アセンブリが移動して回転力に変換、伝達アセンブリが挟持アセンブリを動かして排気管を係止します。リセットして着脱を容易にします。
本技術は、火力発電所排気管用濾過装置と、現場での取り付け・取り外しを確実にする取付機構を提供する。取付機構は本体部材と動力部材からなり、フィルターアセンブリ(濾過管・濾過ノズル・装置用溝)と機能アセンブリ(螺旋状溝・位置制限溝・スライド溝・適合溝)を備える。駆動アセンブリは濾過管内の駆動リングと当接溝・出力ロッド、挟持アセンブリはL字状コンロッド・固定クランプ・係止溝で排気管を挟持する。変換アセンブリは出力ブロック・遮蔽バー・回転リング・レバーから成り、レバーは螺旋状溝を移動して回転を生む。伝達アセンブリは制限ロッドと機能バネで回転力を駆動リングに伝え、駆動リングは出力ロッドを動作させて挟持アセンブリを上下動させる。排気管挿入時には係止・リセット動作が連動し、着脱作業の安全性と保守性を高める。
