課金ユーザの機能を車両横断で有効化する認証システム

本技術は、車両と認証方法を組み合わせ、課金済みのユーザだけが追加機能を車両に関わらず利用できる仕組みです。車両には第1取得部でユーザ情報、車両情報を取得し、第2取得部でサーバから機能情報を受け取り、制御部が該当機能を有効にします。サーバはユーザ情報と車串情報を基に許可情報を特定し、機能情報を車両へ送信します。利用完了時には初期化して元に戻します。機能の有効化は共通機能と個別機能の両方を対象とし、複数車両間での機能連携を確保します。シェアカーの場面で、同一ユーザが異なる車両を利用する際にも追加課金の影響が車両をまたいで受け継がれることを防ぎ、透明性とセキュリティを両立します。

本技術は、サーバ・車両・情報端末間の三者間通信により、課金ユーザに対して追加機能を動的に付与・無効化する認証機構を提供します。車両側には第1取得部・第2取得部・記憶部・送信部・制御部・表示部・受付部を備え、ユーザ情報と車両情報をサーバへ送信します。サーバは許可情報と共通機能を特定し、機能情報を車両へ送信。車両はその機能を有効化し、動作許可情報を用いて車内の機能やドアの動作を制御します。利用完了時には初期化して元の状態へ戻します。実施形態1は車両とサーバの基本連携を、実施形態2は情報端末での認証処理と他サーバ連携を説明します。前回取得したユーザ情報と異なる情報が取得された場合には、機能の有効/無効を適切に切り替え、同一車両を複数ユーザで利用する際の不正使用を抑止します。